ShortStory 【夢に破れ、また溢れる時】 〜瞳と悠里〜 ②

懐かしい…
街を一望に見下ろせるこの丘陵地の住宅街。高校時代に付き合っていた彼と夜景を見に来て以来ね。
あの頃はそのロマンティックなムードに浸りつつ、地元でも富裕層が豪邸を構える事で有名なこの地域に、いつか立派な屋敷を建てて住んでやるだなんて、若かった彼は夢見がちだったっけ。
それでも私は夢だとか、青春めいた事が苦手だったのにね。
あの彼は今頃どこで何してるんだろう?
もっとも私も、人の事を言えた義理じゃあないけれど。

さすがにいい所に住んでるのね。しかもこんなお抱えの運転手付きで。こんな静かで寛げる車、初めて乗った。
気に入らない。
心の底から気に入らない。
秋も深まって暮れるのも早くなったこの頃。私を救ったつもりになってる貴方。この黄昏時の景色を見せ付けてどんな気分?優越感?満足?

「先生。もうすぐドラッグストアがあるよ。必要な物はない?」
「ない」

ない。ないわよ。私にはもうすべてない。
壮一郎に未練がある訳じゃない。そう、壮一郎のせいにしようとした事も何度もあったけど。何故、彼はこんな下らない男になり下がってしまったの、と。
悔しいけどね、悠里。貴方の言う事もわかるわよ。すべての責任は私。私の選んだ道。

荒木の劇団で、芝居の楽しさも苦しさも学び、荒木と愛し合い、それすらも捨てて別の劇団の壮一郎の芝居を観て彼に走った。彼に才能を感じたと信じたかった。仮初めだと認めたくなかった。
もっとも荒木にも妻子はいたし、彼は破門同様の答えを私に押し付けたけど、本当は色々と言い訳を付けて逃避したのは私の方よ。

「お嬢様、武沢様、本当にお屋敷へ真っ直ぐでよろしいですか?お二人を降ろしましたら本日は私はもう上がらせてもらいますが」
「ええ、構わないわ。長谷川さん。本当に今日はありがとう」

ふん。育ちのいい事。そんなセレブっ振りを見せ付けられても、私は変わらないわよ。
私に憧れてた?ごめんなさいね。これが本当の私なの。

私は…荒木との未来が欲しかったのかもしれない。女優の未来よ。

〜◆〜

「先生、どうぞ、こちらへ来て楽になさって下さい」
シャワーを浴びさせてもらい、バスルームから上がってきた瞳は悠里の母親に、ニ十坪はあろうかの広い部屋へ通された。この屋敷に入ってから一体幾つの部屋を見越してきただろう。どれがリビングでどれが客の応接間なのか、瞳には見当もつかなかった。

「何か飲まれます?どうぞご遠慮なさらずに。
あらためまして、いつも娘がお世話になってます。本当にお顔の痣が痛々しいわ。女性に手を上げる男性は本当に信じられません。
でも、先生のお気持ちもございますでしょう。これから先生がどうされたいか。その事を話し合いましょう」
母親の面倒見の良い申し出に、瞳は面くらい戸惑いながらチェアーに腰を下ろした。

「あの…本当にすみません。いきなり押しかけてきて…その…何から何まで…自分のこれからの事は…自分で何とか…」
「娘や運転手の長谷川からも聞いてますわ。うちの娘がね、嫌がる先生と問答を繰り返し、あの子の説得に折れて連れてこられたんでしょ?あの子の強情な性格も知り尽くしてますから。先生の方から押しかけてきたのではない事くらい存じてますから」
母親はマリと名乗った。清楚で気品あるオーラはさすがに社長夫人が纏う物と感じさせつつも、慣れてくるとどこか気さくさも滲み出る。
「娘は疲れたみたい。今夜はもう休ませました。ここには来ないから、ホント、楽になさって」
マリは1本のワインボトルを持ち上げ、悪戯っぽい笑みを見せた。
「飲める?」
瞳は断るが、マリは「飲めるでしょ?」と追って、構いなしにグラスに注ぎ出した。
「先生、ご自分で何とか…と言っても、どうにもならない事だってあるわよ。
そのDV男と別れたいのか戻りたいのか。
もし別れるなら新しいお住まいはどうされるおつもり?それに学校へその彼、押しかけてくるかもしれないしね。
個人の力だけでは、どうしようもない限界があるものよ。ここは一つ、神様の助けと思って甘えてみるのも人生を手にする選択肢よ。
もっとも、彼の元へ戻るおつもりなら、一晩ここへ泊まって彼の頭を冷やさせるだけでいいけど」
マリはワインの注がれた二つのグラスを、一つはテーブルの瞳の席に、もう一つは自分の座ろうとしてる席へ運ぶ。この親にしてあの子あり…瞳はぼんやりそう思っていた。
そして対面して座ると見せかけて、思い出した様に瞳の前へそのワインボトルも置いた。そのラベルを見て瞳は痣だらけの目を見開いた。
「思い出した?」
「あの…コレ、昔…飲んだ事があるワインなんです。思い出したって…どうしてご存知なんですか?」
「貴方がその昔、お付き合いされてた彼の好きなピノ・ノワール種のワインね」
瞳の動悸は早まり、軽い目眩を起こしそうになる。
彼は「甘い、苦い、酸味にコク…すべてがまろやかに入り混じる。タンニンの効いたワインは人生と同じさ」と語っていた。昔、荒木と飲んだワインである。

〜◆〜

「先生。
いえ、ここからはもう瞳さんと呼ばせてもらうわね。
ワインの謎は後で明かすわよ。いつまでも気にしないで。

話は戻るけどまずは目先の事よ。
ウチの主人…今夜は出張でいないけどね、貴方がその気なら主人にどんどん動いてもらうわ。彼、どんな仕事してるか知ってる?
ええ、まずはその不動産。他には?あら、それしかご存知なかったかしら?
まだまだね。あの人も。
ええ、不動産はメイン事業だけど多角的にもっといろいろと手を出してるの。携帯電話の販売なんかもね。
だからお住まいの事も、携帯を変える事も心配しないの。いい?思い切りすべて断ち切るのよ。
学校?それも主人から校長へ言って聞かせるわ。もしその彼が貴方に面会に来ても取り次がない様に。

条件?何故そこまでするのかって?何もないわよ。今は…そう、今はね。
あ、敢えて一つだけ先に条件を言うなら…悠里主演のあの「ロミジュリ」何とか成功させて欲しいって事かな。
あら?驚いてる?母親なら当然の事よ。利用出来る物は何でも利用する。あなたでも主人の会社の力でも。
あら、ごめんなさい。言葉が過ぎたわね。利用だなんて。
そんな力があるならどこかのプロダクションに入れたり、芸能科のある学校へ通わせればって?
それも勿論考えたわ。でもね、あの子がロミジュリと…そして貴方に拘るのよ。あら?聞いたのね、その話は。あの子から。
だからね、『利用』じゃない。謝るわ。『必要』なのよ。私達親子には貴方が」

マリもまた、悠里と同じ血の証を見せる。これもある意味、ダムは放水し通しだ。

「娘も私と性格似てると思うわ。だから瞳さんもさぞや苦労してる事でしょう。こんな風にね、話したい事があると止まらないもの。あの子にも指導してくれてるんでしょ?
『感情は出すんじゃない。止めて溜めて、雪崩を起こす物でもない。溜めて溜めて、溢れてこぼれる物』そうよね?」
「雪崩ではなく、彼女はダムの決壊と言ってましたけど」
瞳にも少し笑って返すゆとりが生まれた。

「雪崩も決壊も同じよ。要は感性と感受性の違いなのよ、私達の脚本と演出の違いはその文字の通りよ。
感性は感じる性質。感受性は感じを受ける性質。
脚本書いてて思ったの。感じ方が物言うわ。演出や演じる役者さんはその『感じ』を受けて表現する力ね。
貴方達は私達親子とは違う。ちゃんと感情を溜めて溜めて、溢れてこぼれる表現も出来るんだから」

急に話の展開が変わった事に、瞳は混乱する。そしてマリの一言に疑問符がついて回った。
「私達…?」
「ありがとう。弟の演出をここまで見事に娘に教え込んでくれて」

南雲麻梨。旧姓・荒木。もっとも、ロミジュリの脚本を書いていた頃は、麻梨恵という名前を使っていたと言う。

〜◆〜

案内された寝室はビジネスホテルの部屋を思い起させた。適度に広く適度に整えられたその部屋はリビングよりは幾らか過ごしやすい。
瞳はそのままベッドに潜り込み目を閉じる。何も考えずに済むように。
これまでの自分にはけして覗く事さえ叶わなかった富裕層の暮らし。心が落ち着かなかった事もあるが、胸のざわつきはそれだけではない。脳内に反復するマリの告白。

荒木史康の姉。会う事のなかった「ロミジュリ」の脚本を書き上げた荒木麻梨恵。当然、娘の悠里も彼の姪という事になる。
彼女達なら荒木の行方を、近況を、何もかも知っているのかもしれない。
会いたい。会って許しを乞いたい。
会って何を言えば良いのか。自分に彼と会う資格はあるのか。
何も考えずに眠りに落ちたい。無理な話だった。

〜◆〜

瞳の大学時代はアルバイトに勉学、劇団フォレストでの芝居の稽古に明け暮れていた。
高校時代から演劇部に属するも、取り立てて打ち込んでいた訳ではない。ある時、下北沢の劇場でサークル仲間に誘われて観た芝居に心を奪われた。それが劇団との出会い。
この時の舞台は「ロミジュリ」ではなかったが、既に「ロミジュリ」も主演女優を何度か変えながら公演を重ねる看板作品ではあった。 
大学の演劇サークルから研究生と称して訪れた瞳は程なくして演出を務める荒木と出会う。
『叫ぶのではない。囁くようにだ』と、荒木の方針は常に一貫していた。無論、ロミジュリの演出も、けしてシェークスピアのそれとは異なる。現代版という設定だけではない。物語の世界観が彼のポリシーに染め上げられている。

「感情は『出す』のではない。感情を出さぬ様にして尚、溢れてこぼれてしまうのだ」

とはいえ生の舞台だ。テレビドラマや映画の様に台詞をマイクで拾って、大きな画面で役者とリンクさせるのとも違う。舞台である以上、囁きは無謀である。台詞は観客に聴こえねばならないが、叫びではない。その矛盾を埋めるのが荒木の求める演技力だった。

瞳は次第に劇団にのめり込んで行く。大学のサークルには顔を出さなくなり、仲間達からも遠去かる。
専門職の集団ではない劇団フォレストは、老若男女のメンバーがそれぞれの仕事や生活を持ち、お互いの人生を交錯させている。それは瞳がこれまでに知る「青春」とはまるで異質の日々。
自由な若者が遠い夢を白紙の上で見るのではない。既に社会へ船出を切った大人達が、好きな事に打ち込む姿。守るべき物も持ち、自分も見失わない様に生きている。瞳はこの夢の質が違いに居心地の良さを感じていた。

荒木は結婚しており放送作家として活躍している事もその頃に知る。日頃から荒木は
「俺は舞台の方が好きなんだ。本当はそんな物書きなんざ姉貴に任せてればいいんだよ。役者なんて売れたら売れたでいいだろうけどな、周りに持ち上げられると自分の実力を勘違いしてしまう。本気の演技はこいつらの中にこそある」
豪快に笑いながらそう言っていた。

「武沢くん!何度言ったらわかるんだ!そこの場面は違うだろう!」
「荒木先生。わからないよ!この場面、女ならそういう行動を取るもの…」
「すべての女がそうとは限らないだろ!いいか?他の女はどうでもいい。君の個性も一切出すな。今、君はその役の女性ってだけなんだ!」
荒木の演出とも何度も衝突した。
他の団員も入団したての研究生を何度も生意気だと注意した。しかし荒木は周囲を宥め、辛抱強く指導を続けた。瞳の気性の荒さの裏に、向上心の強さを見透かしていたのは荒木だけだったのかもしれない。
瞳が試験やどうしても抜けられないバイトのシフトで稽古に出れない時も、個別に指導する時間も作ってくれた。それは演技一辺倒の荒木には当然ではありながら、特別扱いであった事も否めはしない。荒木もまた瞳との根気と生命のぶつかり合いを楽しみ、賭けていた様に見受けられる。
苦悩を乗り越えた場所に歓喜と充実がある。瞳が強烈に荒木に惹かれてゆく事も無理はなかった。

そうして瞳は、劇団で久しぶりに公演するロミジュリの主役の座を射止めるに至る。
舞台監督は池田といい荒木とも同期。道具から音響、照明、すべてに口を出す完璧さで知られる池田も瞳の演技のクォリティの高さに肝を抜かれての抜擢である。
役を演じている瞳は、まるで違う人格に支配され、まるで違う道を歩んできた完全な別人。荒木も愛弟子の主役を心から喜んでいた。情熱溢れる日々に、瞳の潜在能力は更に引き出されてゆく。

「よく奇跡的な場面に会うと『何々の神様が降りてくる』なんて言うだろ。今の俺には君がそのまま『芝居の神』の様なものなのさ」
荒木の言葉がリフレインする。

主演女優が現役女子大生という話題性もあり、公演は5日程度だったが連日盛況を重ねた。その道のスカウトも何人かが足を運んでいた様だった。
最終日を終え、劇団員達と「千秋楽打ち上げ」を下北沢の居酒屋で開き、成功を喜び合って大いに盛り上がった。
「今日はプロダクション関係者もいたみたいだからね、瞳ちゃんの将来の扉も開けたんじゃないのかい?」
ベテラン俳優の藤本が声をかけてきた。
「そんな〜ホントの女優なんて無理無理!私は親には教師になれなれ言われててさ〜、そのレールに乗る訳じゃないけど、教師か…多分普通にOLでもやるんじゃないのかなぁ…女優なんて考えた事もないよ、藤本さん」
女優…好きで芝居をしているが、そんな可能性を考えた事はない。しかし、確かにそろそろ就職活動は本格的に動き出さねばならなかった。芝居に打ち込んでいた分、同級生よりスタートが遅れている。
隣のテーブルにいた荒木に目を配ってみる。彼は日頃からプロの役者より街の劇団員の方が本気だ、と言っている。荒木なら何と答えるか気になった。
だがこの話に横から割って入ったのは主役・露未を演じた石本だった。
「そうだぜ、藤本さん!スカウトは注目の俳優、この俺の演技を観に来てたんだよ!」
「お前の演技なんざ、瞳ちゃんの引き立てに過ぎねーよ。AV業界でも行けよ」
席は笑い声に沸いた。荒木は笑顔を浮かべ黙って焼酎を飲み続けている。

翌日は仕事がある者もおり、打ち上げは一軒だけで解散となった。
「お疲れ様でした〜〜!次回作品も頑張りましょう!」
店を出て石本が能天気に締める。そんな彼の持ち味に、瞳も劇団員も支えられてきた部分もある。憎めない男だ。
彼のその掛け声に便乗し、瞳も声を張り上げた。
「あの〜…私、みんなに言えなかった事があります!」
「お!なんだ!主役二人で交際宣言か〜!」
「冗談やめてよ!藤本さんってば!
…これから私、しばらくは就活に専念します。だから…稽古もあまり来れなくなるの…」
劇団を辞める訳ではないが、伝える事が筋かと思った。折角の空気を壊したかと言った後に悔やみもしたが、しかし、重い空気も一瞬。すぐに舞台監督の池田がフォローした。
「まぁ、瞳ちゃんも大学生だ。よく考えたら当たり前だよな。何も辞めるって言ってるんじゃねーしな。また遊びに来てくれよ」
そして同じ、今回主役に選ばれなかった女優達のフォローも忘れない。その辺の気遣いと場の軌道修正は大した物だった。
「それにな、今回のロミジュリは最高だったけどさ、瞳ちゃんが休んでる間に真弓も唯もみんなまた芝居上手くなってるってもんよ!」
夜の街が、世界の全てが、朧げな彩りのオーブに包まれている様に輝いていた。

「武沢…」
呼ばれて振り向くと荒木がそこにいた。
「荒木先生、どうもお疲れ様でした」
「お疲れ」
荒木は短く返した。
「少し…歩くか」
瞳も本心はもう少し余韻の中を荒木と過ごしたいと思っていた。暫しの沈黙の後に、荒木は寂しげに問いかけてきた。
「もう舞台には上がれないのか?」
「いえ、先生。お芝居を止めようとは思ってはいませんよ。これからも皆さんの様に自分の道を進みながら頑張ってゆきたいと思っています。やれる限りね」
瞳は明るく微笑んで答えるが、荒木の顔は街のネオンに目を向けていた。
「君は才能がある。名を売るまでは苦労するかもしれないが、本格的に女優を目指そうなどとは思わなかったか?」
「私は自分の分はわきまえてるつもりですよ、先生」
「そうか」
荒木が何か言いたげでいる事はわかったが、敢えて何も言わなかった。瞳の演技が荒木の期待に答えられた様であった事も、二人で夜の帰り道を歩いている事も瞳には嬉しかった。
「まだ成人したばかりの君に、そんなに深酒をさせるつもりはないんだが…君の主役の成功の祝いに開けたいワインがある」
ハシゴの誘いである事はすぐ察した。
「へ〜、さすがに大人ですね。私はワインはまだそんなに飲んだ事はなくて、憧れちゃいます」
「ワインでもウィスキーでも、熟成した酒には人生と似てる物を感じる。口の中に広がる甘い、や苦い…コクも混じりあっているだろう。君は同じ年代の人間と合わないと感じた事はなかったか?君は早熟過ぎたんだよ。熟成するのが周囲より早かったのさ」
高校時代からの自分に対し、的を射る答えだった様に思えた。そして荒木が自分をそこまで見てくれていた事が気付けて嬉しかった。
「それで?そのワインは飲ませてくれるんですか?」
「もし…君さえ良ければ…だ」
「ええ、構いませんよ。いえ、むしろ嬉しいです」
「俺の部屋でだ」
「え?だってご家族が…」
「家とは別に、仕事場の近くに借りてるマンションがある」
何を意味しているかも悟った。何故にここまで不器用でな男なのだろう。そう思いながらも瞳は、自分の思いを制御出来ずにいる事もわかっていた。

あの夜から長い時間が過ぎていた。

〜◆〜

遠い記憶の旅から眠りに就こうとした時、部屋のドアが遠慮気味に開いて誰かが入ってくる気配を感じた。
「起きてる?先生」
人影は悠里だった。

〜③へ続く〜









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文霊 〜フミダマ〜

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